体を動かすだけがスポーツではない?
スポーツと言えば陸上や水泳、サッカーやテニスなどの球技や格闘技など、激しく体を動かし、体と体をぶつかり合わせるような競技がイメージされます。
まさかゲームがスポーツ競技として君臨する時代がくるなんて、インベーダーゲーム世代やファミコン世代の方は予想だにしなかったでしょう。
ファミコン世代はもちろん、現代の時代でも、日本社会では未だゲームばかりするのはよくない、勉強に差し障るなどとゲーマーに対してはマイナスイメージが強いです。
ですが、今や世界的な大会が開かれるようになり、何億もの賞金が用意されるなど盛り上がりを見せています。
ゲームは子供が行うもののイメージもなく、大人が夢中になっているのです。
遠くない将来にはオリンピック競技としても採用されるのではと、期待されてやみません。
スポーツ並みの対戦
ゲームがスポーツ競技へと発展を遂げたのは、やはりオンラインゲームの登場と普及が大きく影響しているでしょう。従来のアーケードゲームやファミコン、ポータブルゲームなどは自己完結型が基本でした。ゲームのプログラムとユーザーが戦い、ゲーム機と勝負するか、もしくは、自宅に集まった友人や家族と対戦相手を変えながら、1回限りのゲームで腕を競うといったスタイルでした。ですが、オンラインでつながったことで、世界のゲーマーと競い合うことができるうえ、スコアやレベル、ランクなどの履歴も蓄積されていきます。
1回ごとにクリアされる古いゲームの時代とは異なり、ゲームの進捗履歴やレベルなども記録に残り、自分のグレードをアピールできるようになりました。
獲得賞金で生活するプロゲーマー
世界には大きな大会で次々に賞金を獲得して、その収入だけで生活をしたり、セレブな生活を送っていたりするゲーマーも登場してきました。
パチプロや雀士のような人たちです。
日本でも若い世代やこれからの時代を担う小中学生などを中心に、プロゲーマーになりたいと夢を持つ子供も増えています。
本日より、ときどはロート製薬の目薬ロートジーとスキンケア剤OXYのサポートを受け、活動させていただくことになりました!応援宜しくお願いします。
I get supported by rohto’s eye drop named Z!, and rohto’s skin care brand named OXY!https://t.co/uZb3e7NTZ9https://t.co/HJU3eU7eJl pic.twitter.com/LvuIps8Ddl— Tokido / ときど (@tokidoki77) 2019年3月13日
ゲーマー養成スクールや合宿所も登場
とはいえ、現実的に見ると、日本ではまだまだ、趣味程度に抑えて、あまりのめり込んで欲しくない、まじめに働いて安定収入を得て欲しいと願う親や妻などの家族がほとんどです。
そんな中、専門学校や高校でもeスポーツの専攻科を設けるスクールが登場しています。
プロゲーマーとしてのスキルやノウハウ育成をはじめ、eスポーツの解説者などの養成など、時代を先駆けたパイオニアづくりが目指されています。